千原は「韓国と頭下げてまで仲良くする必要はない。向こうの立場とか、考える必要もない」と発言。ここ最近、韓国と日本の間には徴用工問題やレーダー照射事件など、関係に亀裂が入りかねない出来事が多くあったことに不満を持っていたようだ。
続けて千原は、「韓国にあるものは日本に全部あるし。韓国と付き合わなくても何にも困らへんから。付き合いやめてもええんちゃう?別に」と持論を展開した。
杉村太蔵が「政府の中にも日韓断交という意見が(ある)」と指摘すると、「ムチャクチャやもん、やってること。話し合う時に嘘つく、話をすり替えるとか国として機能してないから、付き合わなくてええと思う。相手国をバカにしたような嘘は喧嘩しようと言ってるのと同じ。文化交流打ち切ったらええやん」と訴えた。嫌韓表明とも取れる発言で視聴者に大きなインパクトを残す結果となった。
今回の千原の発言「韓国と頭下げてまで仲良くする必要はない」という言葉を引用したツイッターユーザーの投稿には8500回以上のリツイート、2万件を超える「いいね」がついている。近年の日韓関係に多くの人が関心を持っていることが浮き彫りとなった。
この一連の発言についてネット上では、「これ、よく公共の電波に乗ったな。しかもテレ朝で…同感」「よく言ってくれた。弱腰日本政府よりハッキリ物言う態度はよい」「テレビだとこれ言うだけで大変なことだろうけど、日本人の大半の人が持つ普通の意見」「親日罪と反日教育がなくなれば関係再開もあるかも」「ただ、安全保障の面ではいっそう厳しくなるわけだから、有事に備え日本に軍隊が必要になるのでは」と賛同する声が集まった。
一方、反対意見も。「この人は日韓情勢を何にもわかってない様ですね」「必死で国家と国民を分けようとする説明、無理あり過ぎだろ」「問題はアメリカの存在なんですよね。日本とアメリカ、アメリカと韓国の関係がある限り難しい」「強いて言えば、朝鮮半島における西側の連絡窓口を保持できないのは損失だと思います」といった批判、反論も見受けられた。
昨年11月、『正義のミカタ』(テレビ朝日系)で同じくお笑い芸人のほんこんが対馬に関して、「このままでは竹島に続き、韓国の実効支配になるのでは?」と警鐘を鳴らし物議を醸していたが、今回の千原の発言にも視聴者の注目が集まる結果となった。今後の展開に注目したい。