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古賀正俊の当たり馬券直行便 チークピーシーズの効果

 馬具、馬装についての3回目は【チークピーシーズ】について書きます。正式にはシープスキンチークピーシーズ(別名オーストラリアン・ブリンカー)といいますが、長ったらしいので、厩舎サイドではチークピーシーズ、思いっきり略してチークといったりもします。
 頭絡の馬の両頬に当たる部分に取り付ける羊毛製(ボア)の筒状の物で、見た目はほっぺに小さなシャドーロールを着けているという感じです。後方と横の視野を遮るので、ブリンカーと同じ目的で使用され、レースへいって集中力を上げたり、他の馬が横に並んできた時に馬が畏縮しない効果があります。

 ブリンカーと違って出馬登録の際にJRAに届け出がいらず、レース当日の馬の状態(イレ込み等)や馬場コンディション、天候によって着けたり、外したりできるため、最近は多く使われています。馬の癖によって長い物や短い物を使い分けますが、メンコの内側に短い物を着けている時はなかなか見分けるのが難しいのも事実です。
 いずれにしても、パドック(下見所)で馬を見た時に、何らかの装具をつけている馬は気性難や悪い癖があると考えていいでしょう。初ブリンカーや初チークをつけてきた時、または2走目までは馬券検討の際に注意が必要です。特に逃げ馬が初ブリンカーを着けてきた時、またダートレースで外枠の馬が使用してきた時は一変するケースがあるので、覚えておいてソンはないと思います。

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