◎オリービン
○トウケイヘイロー
▲レオンビスティー
△ジェンティルドンナ
△マコトリヴァーサル
かつてはクラシックを制するような馬の参戦が少なかったシンザン記念だが、昨年2着のオルフェーヴルが飛躍のステップとしたようにこのレースの重要性が少しずつ変わってきているような気がする。データ的には、朝日杯FS出走組が好成績を残しており“格”重視で馬券の検討をした方がよさそうだ。また、過去10年の優勝馬に外枠の馬は無く、内目の枠に入った馬が狙い目だ。朝日杯組は4着だったトウケイヘイローを筆頭にマコトリヴァーサル(13着)、ヒシワイルド(14着)の3頭。積極的な競馬で勝ち馬から0.4秒差に頑張ったトウケイは、やや外目の11番枠に入ったものの格的に上位。大崩れはないだろう。先行して失速したマコトも同じコースで行われたデイリー杯で5着しており見限るのは早計。ヒシは微妙…外を回らされたとはいえ、全く見せ場がなかっただけに力量?の感。他のステップを踏んできた馬の中で注目したいのは、前走500万勝ちのオリービン。京王杯2歳Sで3着しており力量的にもこのメンバーなら上位だろう。レオンビスティーも1200mではあったが、前走のクリスマスローズSの内容が良かった。かかるタイプではないので2Fの距離延長も問題なしとみる。間隔が詰まっているため今週の追い切りは控えめだったが、デキは非常によく映った。他では未勝利戦を楽勝したジェンティルドンナあたりか。
【馬連】流し(9)軸(7)(10)(11)(14)
【3連単】フォーメーション(9)→(11)(14)→(7)(10)(11)(14)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。