「妖怪ウォッチ」は全国434スクリーンで公開され、オープニング2日間で97万4557人を動員、興収10億5780万8800円を記録した。妖怪メダルとカードが付いた劇場前売券は最終的に売り上げが102万4825枚を記録し、2年連続で100万枚を突破。さらに入場者にも映画最重要キャラクターのメダルがプレゼントされるため、子どもたちが大挙して劇場に来場した結果のようだ。
ちなみに、昨年12月公開で今年度邦画No.1の興収78億円をあげた前作「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」のオープニング2日間の興収比では64.9%の成績だが、最終興収は60億円突破を見込めるようだ。
2位は下馬評では1位だった「スター・ウォーズ フォースの覚醒」。世界各国で記録的なオープニング成績が続出しているが、なぜか日本では初登場1位獲得ならず。12月18日より全国958スクリーンで公開され、土日2日間で80万0258人を動員、興収12億4502万3900円を記録。興収では「妖怪ウォッチ」を上回っており、3日間では動員104万4330人、興収16億1934万円を記録。興収254.8億円を記録した「アナと雪の女王」のオープニング成績を抜いているだけに、冬休み・正月にかけて興収を伸ばしそうだ。
「『妖怪ウォッチ』と『スター・ウォーズ』は客層がまったくかぶらないので、冬休みに入れば『妖怪ウォッチ』はさらに動員を伸ばしそう。このまま何週間かは両作品のデッドヒートが続きそうで、ほかの映画が割って入るのはかなり難しいだろう」(映画ライター)
23日は「ロッキー」シリーズの最新作「クリード チャンプを継ぐ男」、人気アニメの23年ぶりの劇場版「映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」が公開。いずれも強力な作品だが、どこまで動員を伸ばせるか。