同曲の“パクリ騒動”は今月中旬に発覚。ただちに、発売元の徳間ジャパンコミュニケーションズはCDの回収・出荷停止を決定し、返品、返金にも応じる異例の措置をとった。騒動を受け、平は14日、同社のHPで、「一歌い手として大変申し訳なく思います」とミスチルに謝罪していた。
一部スポーツ紙によると、平は17日、都内で行われた歌番組の公開収録に出演。自分で作詞・作曲した「愛・佐世保」を歌うと「頑張りました。ありがとうございます」とあいさつ。騒動については無言を貫いたという。
18日には都内で上演された昭和歌謡コメディ公演に出演。「この年で初めて作詞作曲に挑みました。生まれ育った故郷、佐世保をテーマに、小さい頃を思い出して詞を作りました」と楽曲への思いを伝え「愛・佐世保」の歌唱をスタート。歌唱中、思いがこみ上げたのか、何度も手で涙をぬぐいながら歌い上げたという。さらには、「カップリング騒動で出荷停止となりましたが、僕にとっては思いの多い曲」とも語ったというのだが…。
「騒動がなければ、メディアでここまで取り上げられることはなかった。販売の契約により、CDを回収した実害はほとんどなかった。おまけに、ミスチルの曲をパクったのは自身ではなく作詞家なので、平の“実害”はなかった」(音楽関係者)
平は歌謡ショー前にはコメディ劇にもサプライズで参加。ヒット曲「バス・ストップ」にちなみ、バス停を抱えて登場する演出で観客を笑わせたというが、今後、「『愛・佐世保』と『バス・ストップ』を1枚にしてCDを発売する企画が浮上しているようだ」(同)。
平へのオファーが増えそうだ。