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中居正広も共感? バカリズム「“パンツの窓”はいらない」 ネットで議論白熱

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バカリズム

 15日の『ナカイの窓』(日本テレビ系)は、世の中の無駄な物、いらない物を提案し、番組内で是非を決定する新企画「断捨離の窓」を放送。番組に出演したバカリズムが、“男性用パンツの窓はいらない”と提唱して話題を呼んでいる。

 同番組でバカリズムは、用を足すにあたってパンツの窓は使用しないと言う。「(パンツを)下げて出す」「使わない、絶対に」と自身の意見を主張した。その作業もボタンを開ける手間がいらず「圧倒的に早い」とした。男性出演者の半数以上がこれに賛同したため、番組内では“パンツの窓はいらない”と決定した。

 この結果を受け、番組では大手下着メーカーのグンゼに電話で直接質問。すると、「私どもの調査では約4割の方が前開きの部分を使用している」と回答。特に高齢者の使用率が高いとの答えが返ってきた。中居正広は「いるんだ!使う人」と驚きつつも、高齢者が多く使うという情報から「(パンツを)下ろしてるおじいさんいないよね」と納得していた。

 たびたび話題となる男性の“パンツの窓”の問題。すでにほとんどの男性用下着メーカーで、“窓のないパンツ”は存在している。窓のあるパンツを「前開き」、そうでないものを「前閉じ」と区別するのが一般的だ。人気下着ブランドのラインナップを見ても、“前閉じ”が主流となっている。

 “前閉じ”が優れている理由として、下着の通販サイト「CHILLPAN」のスタッフは公式ブログの中で「気持のいい履き心地」と「オシャレなパンツが作りやすいファッション性」を挙げている。しかし、ゆったりとした履き心地が好きな男性にはフィットし過ぎて「抵抗を感じられる方もいらっしゃる」とのことだった。“前開き”については「生地が離れている部分があることであまり窮屈にならない」という利点を挙げており、裏を返せば「生地の伸縮性が損なわれる」という欠点があることにも触れている。

 また、メンズアンダーウェア通販セレクトショップ「CRAZY FERRET」では、公式サイトのQ&Aの中で、“前開き”を好む人は「見た目のデザインよりも実用性を重視」する特徴があり、逆に“前閉じ”を好む人は「機能性よりもファッション」を重視する若者が多いとしている。

 ネット上の前開き派の意見としては、「とっさの時、急いでいるときは前開きがあると助かる」「窓がないパンツは股間が苦しいから嫌」「単純に下着の前後がわかりやすい」「ズボンを降ろさなくて良いし、スッキリ感がある」「窓があれば腰のゴムがヨレヨレにならない」「前開きを使ってする方が健康にいいと聞いたから」などの声がある。

 前閉じ派は、「そもそもパンツのボタン外すの面倒くさくない?」「どうせパンツを下ろしてするから前が開いていても意味ない」「窓からすると綺麗に絞りきれなかったり チョロっと汚れたりするところだから使いたくない」「(前閉じは)おさまりが良くてポジションが安定する」「ローライズとかビキニパンツなら下ろす方が楽」「気に入ったデザインが前閉じに多い」など、こちらも多くの声が上がっていた。

 また、他方では「ズボンのチャックをあけてパンツは下げる」「外でするときは窓使うけど、家だと全部おろして座ってする」「Gパンの前がボタンの場合だけ窓使うようにしてる」「窓じゃなくて、パンツの裾をめくってしてる」など、独自の使用方法もあり個性が出るようだ。

 なお、女性からは「知らなかった。男はみんな当然使っているものだと思い込んでいました」と、男性の中で議論があるとは知らなかったという声も多かった。今後も“前開き”と“前閉じ”の問題は平行線をたどることになりそうだ。

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