「放送開始の8日、今月5日に松山の妻で女優の小雪が第一子となる男児を出産したことを双方の事務所がマスコミ各社に発表。おめでたい発表も後押しして、視聴率もそれなりかと思われたが、予想外の苦戦だったようだ」(テレビ誌記者)
00年からの大河をみると、全回の平均視聴率が20%を下回ったのは、01年の狂言師・和泉元彌主演の「北条時宗」(19.6%)、06年の仲間由紀恵主演の「功名が辻」の2作品のみ。「和泉は和泉自体の知名度がいまいちで、仲間の作品は山内一豊の妻が主人公でいまいち盛り上がりにかけた」(同)というが、今回、松山が演じる平清盛はそれなりに知名度がありそうだが…。
「昨年末からの視聴率を比べてみると、完全地デジ化となってから初の年末年始にもかかわらず、テレビ離れが加速している印象。これまでレギュラー化されているバラエティー番組などの視聴率はなかなかだが、そえ以外の単発は全体的に視聴率が低い。大河もその影響をもろに受けてしまったようだが、今後、源平の争乱で合戦のシーンが多いので、視聴率も回復するのでは」(芸能記者)
来年の大河は松山と同じ事務所に所属する綾瀬はるかが主演する「八重の桜」。綾瀬演じる主人公・新島八重は「幕末のジャンヌダルク」と呼ばれる、同志社大を創設した新島襄(じょう)の妻だが…今年以上に苦戦しそうな予感だ。