上野は手作り弁当を交換するなどして共演者とコミュニケーションを図ったことを明かし、「NHKさんはお菓子を用意してもらえないので、自分たちで持ち寄って食べたりして、気分をリフレッシュしました」と裏事情を暴露し、プロデューサーが「皆様の受信料でお菓子は買えません」とフォロー。松山が撮影に向けて「体調管理は大切ですね。その意味でも、現場が押さないこと。これが一番大事」と話すと、上野は「いや〜(大河の撮影)時間は読めませんよ。周りの役者さんたちで主張していかないと」と不安を煽った。
「上野は最後の最後までまったく空気が読めなかった。共演者とコミュニケーションを図るどころか、序盤から大先輩の大竹しのぶ、宮沢りえ、鈴木保奈美らにタメ口で話しかけたり、彼女たちの現場をふらっと見学に行って集中力を削いだりしていた」(NHK関係者)
共演者との関係のみならず、制作サイドにもかなり不評だったという。
「震災後、地震速報のテロップが自分の顔にかかると、『テロップが顔にかからないように直して』と詰め寄ったり、演出家の注文をうまく理解できないと『一体、何が撮りたいの!』とプッツン。1カ月ほど乗馬のトレーニングをしたにもかかわらず、ほとんど使われないと、『これだけ? 一生懸命やったのに!』とスタッフに不満をぶちまけた」(同)
震災前までは視聴率が20%を超えることもあったが、最近は15〜17%をウロウロ。
「豊川悦司が演じた織田信長が本能寺の変で死んで出番がなくなったころから視聴率が下がった。結局、上野の演技は最後まで時代劇にハマらなかったから視聴者が飽きたのでは」(芸能記者)
そんな上野を見切ったのか、最近、所属事務所は後輩の吉高由里子を猛プッシュ。女優としての上野のピークは今年の大河になりそうだ。