「『M-1』の1回戦の通過率はおよそ30%といわれています。これでも狭き門といえますが、2回戦はさらに狭まり20%ほどになります。30%のうちの2割になりますので、エントリー総数の6%ほどに残ったことになります。これはアマチュアコンビとしては、かなりの快挙といえるのではないでしょうか。このあと3回戦、4回戦(準々決勝)があります。準決勝まで勝ち残れば敗者復活の対象にもなります。あと3回勝ち抜けば、決勝戦に進出となります」(放送作家)
果たして、森田さんの「漫画家」はどこまで勝ち進むのだろうか。3回戦以降の戦い方では何が必要だろうか。
「3回戦まで来ると、アマチュアは数えるほどとなり、テレビでコンスタントに活躍している芸人たちが増えてきます。どのタイミングでどのネタを出すかといったことも勝負となってきますね。同じネタで勝負を続けるのか、あるいは変化球を見せていくのか、それらがすべて審査の対象となります。芸人としての体力、持久力が試される領域だといえるでしょう」(前出・同)
森田さんと長田さんによる「漫画家」がどこまで躍進するのか、引き続き注目して行きたい。