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大棋士なのになぜ…ひふみん、浜田雅功にツッコまれアツアツおでん芸に挑戦

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加藤一二三

22日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)にひふみんこと加藤一二三九段が出演。ダチョウ倶楽部が得意とする「アツアツおでん芸」に挑戦し、将棋ファンから戸惑いの声があがった。

加藤九段は番組中盤、藤井聡太現六段が四段から五段に一年ほどで昇段したことについて説明「わたくしが第1位で、三か月早く五段になった」などと、自身のエピソードを語る。

 また、自身が順位戦をノンストップで勝ち上がり八段になったことや、藤井六段の今後の見通しなどを、例によってマシンガンのように語る。これを聞いていた浜田雅功は、徐々に厳しい表情に。

 そして、浜田は隣に立っていた松本人志に対し、何か喋りながら蹴り。松本がなんとか前のネタで話題になった奇声をあげることで収拾を図ったが、加藤九段は話を止めず。ついには、浜田がハンマーで「一発殴らせて」と殴りかかり、松本が止めに入ることで次の話題に入った。

 その後喋る機会がほとんどなかった加藤九段だが、番組の最後に出番が。ダチョウ倶楽部が持ちネタの「アツアツおでん芸」を披露したのち、肥後克広が「ひふみん?」と挑戦を促したのだ。

 加藤九段は「あれ熱そうです」と嫌悪するも、台本通りだったのか、おでんの前に。「大根はないの?」と小ボケをかましたあと、肥後に大根を口に入れられ、「あつい〜」と絶叫する。

 この様子にダチョウ倶楽部は大絶賛で、「名人」「なにやっても上手い」とヨイショ。ところが、この様子を見た上島と並ぶリアクション芸の名手出川哲朗が「ひふみんの前に俺だろ」と怒り、乱入。

 上島と喧嘩をするも、キスで仲直り。そして、「おい、ひふみん。あんたのせいで喧嘩になったんだぞ」と2人で凄み、加藤九段が「すいません」と謝罪し、出演者が大コケで大団円となった。

 この様子に視聴者の反応は賛否両論。「面白かった」「色々なことに挑戦して凄い」という声もあったが、将棋ファンを中心に「大棋士にやらせることではない」「扱いが雑すぎて見ていられない」と怒りや戸惑いの声もあがった。

 「加藤九段は『神武以来の天才』と呼ばれた天才棋士。番組でも話していましたが、その昇段スピードは凄まじいものがあり、タイトルも複数回獲得しています。

 人の話を聞かない、自慢話が多いなどの一面はあるものの、将棋界ではやはり尊敬される存在です。

 将棋関係者は『ひふみん』と呼ぶことだけでも違和感を覚えているのですが、お笑いタレントのような扱いを受けることについては、戸惑いを感じています。

 人気者となっただけにある程度のタレント化は仕方ないのでしょうが、将棋ファンや関係者は、アツアツおでん芸のようなことは避けてほしいと思っている人が多いのでは」(将棋関係者)

 「ひふみん」と「加藤一二三九段」の乖離は、大きなものがあるようだ。

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