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ようやく表舞台に戻って来た上野樹里にささやかれる不安

 女優の上野樹里が4月スタートのTBS系ドラマ「アリスの棘(とげ)」に主演し、11年の大河ドラマ「江」以来、3年ぶりのドラマ主演をつとめることになった。

 ドラマは医療ミスで亡くなった父のため、ミスを隠蔽した医師らに復讐するサスペンスで、上野が演じるのは14歳時に手術ミスで父が死亡して以降、父の敵討ちだけを目的に生きてきた女性。ミスが隠蔽された大学病院に新人医師として就職し、関わった一人一人に復讐していくという。共演はオダギリジョー、栗山千明、中村梅雀らだが、大河に出演したにもかかわらず、なぜかこれまでオファーがなかったのには深い理由があったようだ。

 「大河の際、共演した大先輩の宮沢りえや鈴木保奈美にタメ口で大ひんしゅくをかった。おまけに、撮影セットの中でも好き勝手大暴れ。そんな評判はあっという間に業界中に出回り、力のある大手芸能プロにいるにもかかわらず、大河で出世できなかった数少ない女優になってしまった」(広告代理店関係者)

 上野といえば、代表作「のだめカンタービレ」での天真爛漫なキャラが知られ、これまでは明るいキャラが多かったが今回は決して笑わない役だけに、役柄も心配されているという。

 「真剣に役づくりに取り組むタイプだが行き詰まると1人で抱えて悩んでしまう。そこでストレスをため込んで周囲に爆発することがこれまでもあったので、撮影スタッフはいつ上野がキレるか戦々恐々のようだ」(TBS関係者)

 また、共演のオダギリといえば、主演ドラマ「家族のうた」(フジテレビ)がゴールデンにもかかわらず、平均視聴率3.9%という深夜並みの数字で打ち切りになり“低視聴率男”のレッテルを貼られてしまい、放送時間の金曜午後10時はあまり数字が取れていない枠だけに、上野にとっては踏ん張りどころとなりそうだ。

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