G1公式リーグもいよいよ後半戦に入った大谷は、火祭り開幕戦で血みどろにされた怨敵GBHのボス、真壁刀義と激突。大会前から「借りがある」としていた怨念が爆発した。
珍しくゴング前から奇襲を仕掛けたが、すぐさまラフファイトで勝る真壁から逆襲されて流血してしまう。その後も再三GBHのセコンド介入に苦戦。しかし、チェーンで絞めあげられて完全にキレた。逆にチェーンを奪ってナックル。火祭りで血だるまにされた屈辱を倍返しにし、最後は12分11秒、怒りのスパイラルボムで逆転勝ち。因縁の相手を沈め、首位となり「プロレスの神様が帯同している。オレが優勝だ」と雄たけびをあげた。
また、チャンピオンカーニバルで棚橋弘至に敗れ、腕を故障した小島もリベンジに成功。試合では痛めた右腕へのドラゴンスクリューなど非情攻撃にさらされたが、15分過ぎに右腕の力を振り絞って渾身のラリアート2連発。3カウントを奪い、「新日本で一番やりがいのある相手に勝っちまった」と興奮気味だった。
なお、Bブロックでは中邑真輔が昨年1・4東京ドームで敗れた川田利明にリベンジ。勝ち点を6に伸ばし首位に立った。