今回の総選挙について、「やはりSKE48の躍進が目立ちましたね」と語るのはアイドルライター。「SKE48が15人の入ったのは驚きでした。特にアンダーガールズには、8人もランクイン。もう、SKE48を“妹分扱い”はできないでしょう。もはや立派なライバルです」と語る。しかし、「そうはいっても、SKE48のトップであった松井珠理奈は9位止まり。AKB48の“超選抜”と言われるメンバーの牙城を崩すことができなかった。中堅どころの底上げがあっただけに残念ですね」とも。
一方、NMB48については、「山本、渡辺のどちらかでも選抜に食い込めれば今後の影響力も変わってきたはず」と語る。ただ、今後、全国を舞台に活躍できるAKB48メンバーであろうとも、地方グループに油断はできないということは確かなことのようだ。
また、今回の選挙で激化しそうなのが、“因縁の対決”。特に注目はなんと言っても、SKE48のW松井。珠理奈が9位で玲奈が10位。「会場で第10位、松井…と発表された時に、多くのファンが、“珠理奈だ”と思っていたようです。しかし、結果は玲奈でした。昨年の玲奈の勝利から、SKE48のトップは玲奈とファンの間では思われていましたが、今回の結果で珠理奈の底力を見ましたね」(アイドルライター)
同じく地方グループの対決という点ではNMB48も注目。キャプテンの山本彩が18位、渡辺美優紀が19位。「こちらも、今後どうなっていくのか注目です。渡辺はAKB48のチームBとの兼任も決まっており、今後、名前は全国区に知り渡るはず。一方、山本もNMB48のキャプテンとして負けるわけにはいかないでしょう」(同)
そして、今回から改めて注目を受けそうな戦いが、AKB48のチームBの対決。「渡辺麻友と柏木由紀の対決です。こちらも渡辺が2位で、柏木が3位。お互い一歩も譲っていません。ここにNMB48から勢いのある渡辺美優紀が加入するわけですから、今後のチームBは本当に楽しみですよ」
これらの“因縁の対決”が激化することにより、ファンも、「あの子に負けさせるわけにはいかない」と夢中になる。このパワーこそが、AKB48を国民的アイドルグループとまでに成長させる原動力なのかもしれない。