バンドの残されたメンバーの2人は、フー・ファイターズの新作に収録される1曲の為に、ニルヴァーナのアルバム『ネヴァーマインド』のプロデューサー、ブッチ・ヴィグを交え10年ぶりに競演した。
その時の体験についてデイヴは、「久しぶりにクリスとブッチと一緒に同じ部屋にいたんだけど…少し奇妙な感じだった。だけど俺達が生き残ったことは良かったよ。あいつが部屋を出る時に、かわいい声で『クリス、愛してる』って言ってやったら、似たような声で『わたしも愛してる』って言ってくれたんだ」と話す。
クリスがこの曲でベースかアコーディオンのどちらを演奏したのかは明らかにされていないが、フー・ファイターズの7枚目となる新作に収録されることが予想される。
ニルヴァーナは、アルバム『ネヴァーマインド』からの1991年のシングル『スメルズ・ライク・ティーン・スピリット』で世界的な人気を獲得して、一夜にして大規模な会場で演奏するほどになった。
フー・ファイターズも同じような成功を収めているが、デイヴはサバイバルできるかを心配している。
「新しいバンドがどんどん出てきて、何万枚もアルバムを売って一晩中アリーナで演奏しているのを見ると、『どうしよう、俺のバンドが潰される』って思っちまうんだ」