「伊集院光は作家の伊集院静と、かつてはよく間違えられたそうです。特に彼がフィールドとするラジオは、顔が見えないため、ラジオをつけたら違う声が流れてきたことに、中高年のリスナーから『丁重な抗議文』が届いたこともあったようです。さらに、故・立川談志師匠にインタビューした時にも『伊集院静さんかと思った』と相手を間違えられていたようです」(芸能ライター)
ただ、名前を間違えられるくらいならば笑い話にもなろう。なかには完全なとばっちりの例もある。
「トータルテンボスですね。ミュージシャンのスキマスイッチが、秋田にライブで訪れたときにライブのMCで、食事に訪れた料亭に魚が1匹しかなく『(名物の)ハタハタをもっと食べたかった』と不満をもらしました。これに料亭のツイッターが、イベンターからライブ前日のため生物を控えるよう指示があったことや、無理を言われ時間外営業を行ったと反論され、スキマスイッチが『ワガママすぎる』と炎上したのです。これに、アフロ姿で見た目が似ているトータルテンボス・藤田憲右をスキマスイッチ・常田真太郎と勘違いするネット民が現れました。トータルにとっては、とんだとばっちりといったところでしょう」(前出・同)
別の誰かに間違えられてしまうのも、ある意味では芸人としての有名税なのかもしれない。