この日に放送された第5話は、2011年放送の『仮面ライダーフォーゼ』の世界。俳優・福士蒼汰の出世作であり、仮面ライダーシリーズ誕生40周年を記念した作品で、熱狂的ファンも多く存在する。『ジオウ』は過去のライダーも変身前の姿で登場することも予告されているが、『フォーゼ』に関しては、主演が今や売れっ子の福士ということもあり、登場しない事が予想されていた。結果、福士は『ジオウ』には未出演となったが、その代わりライダー出演当時の福士のアップ写真が番組で使われており、ネットでは「写真だけでも使われて良かった」との安堵の声も相次いだという。
その一方、同じく『フォーゼ』にヒロイン役で出演していた「あの女優」に関しては、福士に比べ処遇が真っ二つになってしまった、との声もあるという。その女優とは、2017年に一時芸能界を引退し「幸福の科学」の信者として出家した清水富美加(現:千眼美子)である。清水は出家以降、『仮面ライダー』関連の仕事には一度も関わっておらず、「今回の『ジオウ』にも出演は絶望的」と噂されており、事実、出演の話はなかったようだ。また、福士や他のレギュラー出演者と違い、清水には個人用のアップ写真が用意されておらず、一瞬ではあるが集合写真にその姿がチラリと写りこんだのみで、清水の存在は『フォーゼ』の世界から消されてしまったかのようで、ネットでは「大人の事情とはわかっていても悲しい」「一瞬写っただけでもスタッフに感謝したい」との声が相次いだ。
なお、他の『平成ライダーシリーズ』の出演者に関し、本人出演が「絶望的」とされているのは、清水のほか、事務所から独立した『仮面ライダーカブト』の水嶋ヒロなどがいる。2000年に放送を開始した『平成ライダーシリーズ』。およそ20年という歴史は決して軽くはないようだ。