遠藤は自身の俳優活動について質問を受けると、「ドラマや映画で楽しんでもらいたいと思ってやっているんです。もっと楽しんでもらえるにはどうしたらいいか、いつも考えています」とコメント。現在57歳だが、現状には満足していないといい、「まだダメなんです。ダメな部分がある以上、伸びしろがあると思っています。いつまで生きられるかわからないけど、(目標の)まだ半分くらい(のレベル)。こんなもんでいいかなと思うのをそんな風に思わないようにする。妥協しないことを心掛けてやっています」と俳優業へのこだわりを口にした。
家では夫人と二人の生活。「うちは小遣い制。わたしもタンス貯金ではないけど、お金は机の引き出しの中に全部入れてしまっているほうです」とお財布事情もにこやかに紹介。夫人のほうが家庭内で発言権が強いといい、「子供がいないんで、僕が怒られる側です。でも、言ってくれる人がいるというのはありがたいなって。一時はうるさいと思っていましたけど、そんなふうにこの年になって怒ってくれる人はなかなかいない。女房に感謝しています。大事だなって思っています」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)