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DREAM 大会1週間前に不安要素を露呈。ホントにやれんのか!?

 15日にさいたまスーパーアリーナで旗揚げする「DREAM.1」の追加カードが7日、都内のホテルで発表された。しかし、旗揚げまで8日に迫った段階で、注目のミルコ・クロコップの対戦相手が決まらず、ここにきての公募する事態に発展してしまった。また、ライト級GPに参戦予定だった宇野薫のエントリーが見送られるなど、日本総合格闘技界の大連立をうたったDREAMが思わぬ混乱状態に陥っている。
 DREAMに緊急事態がぼっ発か!?
 この日の会見ではライト級GP1回戦の追加カードとして、石田光洋VSチョン・ブギョン、永田克彦VSアルトゥール・ウマハノフ、アンドレ・ジダVSエディ・アルバレスが発表。また、ワンマッチとして桜井“マッハ”速人VS門馬秀貴の決定も合わせて発表された。
 しかし、DREAMの目玉であるミルコの対戦相手は試合8日前にもかかわらずいまだ決定していない。この緊急事態について笹原圭一イベントプロデューサー(EP)は「ミルコは気軽に戦える相手じゃない。本人も日本復帰戦で慎重になっている」と説明。すでに5人ほどがリストアップされたが決まらず「われこそは、という選手にはぜひ名乗りを上げてほしい」と、ここにきて対戦相手を公募する事態になっている。

 同様にこの日、参戦が発表されたミノワマンについてもカードは未定。また、ライト級GP参戦予定選手として発表されていた宇野薫もエントリーされていない状況だ。
 笹原EPは宇野についてケガを理由に挙げ「ライト級の中心になるのは間違いない。出てほしいです」としたものの、宇野サイドの関係者は困惑気味にこう話す。
 「ケガはしていませんよ。ルールも決まってないし、まだ話も来てない。FEGサイドからなのか、やれんのか!サイドから話がくるのかも分からない状況」。笹原EPの説明とは食い違っている。
 「DREAMに参戦することは間違いありません」としながらも、GP参戦について現状では白紙状態であるという宇野陣営。水面下での混乱ぶりが垣間見える。
 イベントの方向性を占う上でも大切な旗揚げ戦まで、残り1週間とタイムリミットが迫りくる中で不安要素をさらけ出したDREAM。果たして無事に幕開けを迎えることができるのだろうか。

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