初公開の月面水爆から、伝家の宝刀バックドロップにつないで勝利した森嶋だが、試合内容に納得がいかず「不甲斐ない試合をしてすいません。次はキッチリと防衛します」とリング上で謝罪。さらには「誰でも挑戦受けつけます」とだけ言い残して控え室に消えた。
次期挑戦者候補には6・1札幌大会の抽選式シングル戦で頚椎損傷から復帰後、初のシングル戦で勝利した力皇猛、丸藤正道を破って復活ののろしを上げた秋山がいる。
力皇は「結果を出して挑戦に近づいたって気はあるけど、秋山選手と争う必要性はないと思う。それに万全な体調でいきたい」と静観する構え。
一方、秋山は現地時間21日の英国・コベントリー大会で森嶋とのタッグ戦が組まれており「その辺も考えながらやる」と挑戦権強奪を匂わせた。
秋山が、挑戦者を公募した森嶋を力づくで納得させる。