現在、大学6年生となる土屋だが、本人曰く「先生方とかが心配してくださっている」そうで、来年こそは卒業を果たしたいと思っているそう。ネット上には「欲張るのは良くない」「2年も留年って趣味の領域なのかな」といった心無いコメントも並んだが、本人は大学卒業に前向きなようだ。
実は、一昔前までは芸能界で花開くと大学を辞めて、仕事に専念する芸能人が多かったが、最近では卒業を目標にする芸能人が多い。留年をしてでも、きちんと“卒業”という実績を残すのだ。
「モデルで女優のトリンドル玲奈さんは慶應義塾大学を4年半で卒業しています。芸能活動が忙しくなり休学をしましたが、半年遅れただけできちんと卒業した点はさすがですね。女優陣では他にも桐谷美玲さんがフェリス女学院大学を7年かけて卒業、菜々緒さんも共立女子大学を4年半で卒業しています。菜々緒さんは入学当時から仕事が忙しくなり始めたそうですが、今後も忙しくなることを見越し、1、2年で取れる単位は前もってきっちり取得したそうですよ。そのため、後半は仕事との両立が上手く図れたそうです。男性では、山下智久さんが明治大学を4年半で卒業しています。卒業の際には『やっぱり卒業証書は特別なもの』とコメントし、有名人にとっても大卒というスペックは重要なのだと印象付けました」(芸能ライター)
しかし、生き残りの激しい芸能界において学業にも力を入れていくことは少々リスクにも感じるが…。
「大学を卒業したことで知的なイメージがつき、そういった類のCMも増えますし、教育関係の仕事もしやすくなる。大学を卒業することは仕事の幅が広がるのでメリットのほうが大きいんです。そのため、最近では留年をしてでも卒業をする芸能人のほうが多いですね。事務所もある程度、仕事の配慮をするようです」(前出・同)
芸能人にとっても学歴が必要な時代になったようだ。