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次期ファーストレディー鳩山幸夫人の“オカルト伝説”

 次期ファーストレディーに内定している鳩山幸夫人(66)のオカルトキャラに海外メディアが注目する中、衝撃の怪情報を発掘した。雑誌連載で“人体テレポート術”の使い手であることをにおわせていたのだ。幸夫人をめぐっては、過去の不思議発言などが諸外国で大きく取り上げられ、夫の民主党・鳩山由紀夫代表(62)のお株を奪うほど。さらに2人のなれ初めまでテレポート絡みだった可能性が出てきた。

 幸夫人が不思議パワーを打ち明けているのは月刊オカルト誌「ムー」(学習研究社)の誌上。俳優・梅沢富美男氏の妻、池田明子さんとともに、毎回ゲストを招いてオカルト話に花を咲かせる隔月連載企画「ミラクル対談」を始めた2004年9月号でのことだ。
 中学生のころに航空機墜落事故を予知したことや、すっかり有名になった鳩山夫妻の周囲には雨が降らないエピソードを述べる中、次のように語っている。
 「たとえば、『中国の有名な気功師にお会いしたいわ。でもそういう人は国外に出ないそうだから、会いに行くしかないわね』と知人と話していたら、新幹線のドアの向こうにその人が立っていたこともあったり」
 いわば人体テレポート術である。昨年9月まで4年間続いた同連載の最終回にはそれぞれの夫、つまり鳩山由紀夫氏と梅沢富美男氏がゲストで登場した。鳩山氏の語るエピソードが衝撃的だ。
 「私がいちばん不思議だと思うのは女房との出会いです。(中略)…偶然が重なったんですね。何しろ飛行機は何本も飛んでいるのに同じ日、同じ時間のサンフランシスコ行きに乗りあわせたり、市内を歩いているときに偶然会ったりということが2、3回続きました」
 気功師出現エピソードと照らし合わせると、幸夫人のテレポート術で移動させられた!? 一時は科学者を志した鳩山氏だが、同誌では「『この世の出来事に偶然はない』と女房は常に言ってますが、確かにその通り」などと認識を改めている。
 ほかにも、05年9月号ではゲストの芥川賞作家・玄侑宗久氏が「テレポーテーションだってできるはず」などと理論展開する中、幸夫人は「まず思いがあり、それから現象が起こるんですね。3次元の世界で思ったことは、すでに4次元の世界で起こっていることだと聞いたことがありますもの」などと興奮ぎみに述べるシーンがあった。

 テレポートもしくはテレポーテーションとは「物体の瞬間移動」を指す。幸夫人の場合は事前に相手をパワーで引き寄せるのだろう。ただ、本当にそんなことが可能なのか。
 本紙「不思議ワールド」を好評連載中のオカルト作家・山口敏太郎氏は「有名な『壁抜けの理論』では数億回に1回、人間は壁をすり抜けられるともいわれます。壁も人間も同じ分子の集合体ですから、構成するすき間がピタリと合えばすり抜けてしまう。NASA(米航空宇宙局)の日本人学者M氏によると、論理的には人体テレポートは可能で、既に個体を分子レベルで分解し、再構築する研究に取り組んでいます。あとは分子を運ぶパイプラインをつくれば瞬時に飛ばすことができます」と解説する。
 にわかには信じがたい話だが、幸夫人の“オカルト伝説”に新たなエピソードが加わったことは間違いない。こうした伝説が増えるたび、海外メディアに妙な色眼鏡でみられることになる。
 ところが前出の山口氏は「平然とオカルト発言する幸夫人は、チャネラー(異星人交信)文化を持つ欧米では『おもしろい人』と評価されます。アジアは精霊文化だから微妙ですが、個性的なファーストレディーになるでしょう。宗教、国籍、育ちなどにこだわらないオープンハートの持ち主ですし、第六感で次期首相をフォローしてあげてほしいですね」と期待する。
 話題性抜群の次期宰相夫人に大注目だ。


 米国の著名な週刊誌「TIME」の「最も華やかなファーストレディー10人」に選ばれるなど、海外メディアでは幸夫人は興味のマトだ。「日本の次期首相は演説がつまらないことで知られているが、彼の妻はまったく違う」とAP通信。魂がUFO(未確認飛行物体)に乗って金星に行ったと著書で述べるなど超常現象について発言してきたと報道した。
 ロイター通信は「次期首相の愛称は“宇宙人”だが、別の世界と遭遇したと言っているのは妻の方だ」と紹介。イタリアの通信社ADNクロノスも幸夫人の“金星”発言を引用し、「日本社会にとって型破りの人物」と伝えた。英紙インディペンデントは、オバマ米大統領のミシェル夫人やサルコジ・フランス大統領のカーラ・ブルーニ夫人に集まる注目を幸夫人が奪うと予測。
 APは幸夫人がテレビのインタビューで、米俳優のトム・クルーズさんと前世で会ったことがあり「前世で彼は日本人」などと述べたことに言及。米ニュース専門局MSNBCのキャスターは笑いをこらえ切れない様子で一連の発言を引用した。


 幸夫人のムーの連載をまとめた「私が出あった世にも不思議な出来事」(学習研究社、08年刊)は、同社によると既に在庫切れという。都内の27図書館に所蔵されているが、そのほとんどが貸し出し中。予約も平均3〜5件入る人気だ。
 対談での主なオモシロ発言は以下の通り。
 「主人は雨に降られて困った、ということがないんです。困るときには『ちょっと待っていてください』と私が天にお願いすると、待ってくれるんです」(04年9月号)
 「目の前に金の雨が降ってきたんです」(同)
 「以前には、ここ(右手の甲を指し示して)にダイヤモンドが出ましたのよ」(同)
 パートナーの池田氏の「UFOは火山によくでるといいますよ。火山にUFOはつきものと、研究家がいっています」との発言に、「それは私も聞いています」(04年11月号)。
 ゲスト桐島洋子氏(作家)がネイティブアメリカンの聖地といわれるセドナに行った話をすると「そういえばセドナではUFOが見られる、という話を聞いたことがあります」(05年7月号)。
 「私の知人であちらの世界へ行って帰ってらした方がいるんです」(05年9月号)
 ゲスト鈴木秀子氏(文学博士)の「愛に満ちた人生を送り、肉体を捨てた後も愛の世界に迎え入れられるのだと感じています」との発言に、「おっしゃる通りだと思います」(07年7月号)。


プロフィール
 はとやま・みゆき 1943年上海生まれの神戸育ち。元宝塚女優。得意分野はオカルトのほか、料理に関する著書多数。在庫切れの「ようこそ鳩山レストランへ」(講談社)は重版が決まった。民主党所属議員の夫人でつくる「伴侶の会」を切り盛りする。

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