同誌によると、上重アナは同局の就業規則違反となるマイカー通勤を複数回行ったというが、乗っていたのは英国産の高級車・ベントレー。そのベントレーの所有者は同番組のスポンサー企業である靴の小売メーカーABCマートの元会長・三木正浩氏が代表を務める資産管理会社。
さらに、上重アナの自宅は数多くの芸能人が住むことでも知られる都内の高級住宅街にそびえ建つタワーマンションの最上階だが、その購入資金1.7億円は三木氏が無利息で融資。その行為は社員就業規則で懲戒事由に当たる、「スポンサーとの癒着行為」にあたるものだった。
上重アナは3月末から同番組の総合司会に就任したばかり。報道を受け、上重アナは同局を通してマスコミ各社にファクスで「プライベートな交友関係であり、会社や仕事について特別な便宜を図っていただいたことは一切ありません」などとコメントを発表。その後、番組内で謝罪したのだが…。
「上層部の“大甘裁定”に局内の至る所から不満の声があがった。上重本人もまったく悪いと思っておらず、降板を申し出るという考えは頭になかったようだ。その後、同誌でかつて甲子園で死闘を繰り広げたプロ野球・ソフトバンクの松坂大輔投手から贈られた“友情ボール”を売却していたことも報じられ、局内では総スカン。ABCマート以外の同番組のスポンサーも激怒したが、日テレがなんとか収めた。ともに司会を務める加藤浩次も納得しておらず、その件をネタに上重をたびたびいじっている」(日テレ関係者)
8月には甲子園のシーズンに合わせ、PL学園のエースとして活躍した自身の激闘をつづった著書を発売するも、“不祥事”のせいでまったく宣伝活動ができず。先日発表された「好きな男性アナウンサーランキング」では、日テレ勢が上位を席巻する中、昨年2位から5位に大きく順位を下げただけに、司会の座は決して安泰ではなさそうだ。