商品を購入する際にPayPayを利用すると、“もれなく”20%のポイントが還元され、さらに抽選で40回に1回の確率で“全額”が戻ってくるという夢のようなキャンペーンに、購入意欲を刺激された消費者が一気に集まっている状態だ。
「PayPayとは、銀行口座やクレジットカードとスマホアプリを連携させて支払える、モバイル決済サービスです。ユーザーは買い物の際、店頭でスマホに表示されたコードを提示して支払います。12月4日からポイント還元キャンペーンが開始され、SNS上ではPayPayを利用して買い物をした人からの投稿が多数上がっていますね。特に高額商品を扱う大手家電量販店では、キャンペーンポイントにプラスしてポイントも還元されるとあって、朝から行列ができるほどの大人気となっています」(IT系ジャーナリスト)
ネット上では、
《SurfacePro6をペイペイで15万で買えば、12万で買ったことになってマイクロソフトのキャンペーンで18000円キャッシュバックだから10万2000円買えることになる。プラスクレジットカードのポイントと店舗のポイントで10万切るでしょ。買うしかないでしょ》
《PayPay最高!!!10万円使ったら10万円返ってきたぞ!》
《ダイソン購入、全額キャッシュバック! うれし過ぎるー!!》
などなど、歓喜の声が上がっている。
一方で、高額商品を購入し、ポイントが還元された直後に商品を返品して、ポイント分をゲットする悪質な手法がネット上で公開され、各社対応を急いでいるという。
「商品を購入してポイントをもらい、そのまま転売してポイント分をもうけようとするケースも多発しています。PayPayは、3万円以上の支払い時には店舗で本人確認するなど対策を発表しています。しばらくは大小さまざまなトラブルが頻発するかもしれません」(同・ジャーナリスト)
あまりの大人気ぶりに利用者が急増したため、一部ではサービスが利用しづらい状態になっている。
キャンペーンは3月31日までとなっているが、付与金額が100億円に達した場合は途中終了となる。高額商品の購入を検討している方は、急いだ方がいいかもしれない。