この日は師弟そろって約200人の参拝客を前に豆まきを行った。イベント終了後、小川は「エンターテイナーとしてはまだ若い。プロとは何かをわからないと」と弟子をバッサリ。石井は米アメリカン・トップ・チーム(ATT)での合宿から帰国したばかりだが「(ATTの)ファミリーになったって言ってたけど、プロは群れちゃダメ。一匹オオカミじゃないと」と切り捨てた。
何かと注目される“石井語録”にも「万人を引きつけるものがないと苦しい。(言葉が)まだ軽い。書物は読んでいるんだけど、それは誰かが言ったものでパクリ。もっと人生を積んだものが出てこないと」と手厳しい。
すべては期待の裏返しでもある。「この業界でオレの次に来るのは彼しかいない。オレがプロになって最初に師匠(アントニオ猪木)の付け人だったように、誰かプロに付くのがいい。オレは猪木さんに付くのがいいと思う」とアドバイスも忘れなかった。
IGFの猪木社長への弟子入りをすすめられた当の石井は「自分はプロレスラーではないし、エンターテイナーではないので…」とやんわり師匠の提案を拒否した。