酒井法子、押尾学らが麻薬使用の罪で逮捕されたことから、芸能界での薬物汚染撲滅が叫ばれているのは周知の事実。すでに業界各団体が、薬物不使用の啓蒙活動を行っているが、芸能事務所が実際に、事務所を挙げて薬物検査を実施するのは初めて。すでに検査をしたタレントもいるという。
同社は北川景子、柴咲コウ、竹内結子ら主役級の女優を多数抱えるほか、男性俳優も市原隼人、高岡蒼甫、安藤政信ら人気どころをズラリと揃える大手芸能事務所。
女性誌デスクは「酒井や押尾事件では、出演映画やCMのキャンセルが相次ぎ、莫大な違約金が事務所にのし掛かっている。芸能事務所も企業である以上、リスク管理をしっかり行うのは当然。現状を考えると、スターダストプロは英断を下したと言っていいのでは」と指摘する。
薬物撲滅に向け、業界は警察との意見交換会を開くなどしているが、今回の「スターダストプロモーション」の決断がエポックメーキングな試みとなるか。