その間に“次期エース”吉野達彦を始め、那須晃太郎ら所属選手のみならず、他団体の若手選手の実力も向上。一定の成果を果たした「Truth」の週一興行は、1月でひと区切り。今後は不定期となり、この2月は15日(火)の1回のみの開催となる。
その2・15蕨が目前に迫った。本項では、その見どころを解説してみたい。
メーンイベントでは「Truth」を引っ張ってきたGWC認定シングル王者のダイスケが、STYLE-Eのホープ・那須とのタッグで、gosaku&神威の元WMFコンビと対戦。なかなか他のリングでは見られない異色のカードが実現する。
セミファイナルでは吉野が「エースへの道〜第14戦」として、“業師”矢野啓太と一騎打ち。これまた、なかなか見ることができない一戦。吉野のグラウンドテクニックが、矢野にどこまで通用するか見ものだ。
第2試合では社長軍の梁和平社長と、マスクド・ミステリーが同門対決。遺恨抜きの力比べに注目が集まる。
そして、第1試合は遺恨勃発のTruthジュニアと悪魔同盟の全面戦争。Truthジュニア軍はリーダーのジャニー田村が、その弟分のユニット・Truth息子のヤッくん(山本SAN)、ヨシちゃん(山田太郎)を率いて、片や悪魔同盟は首領のガッツ石島がCHANGO、そして助っ人として都宮ちい(アイスリボン)を投入。
都宮は1月に行なわれたTruthジュニア公開オーディションに参加し、見事合格したものの、Truthジュニア入りを拒否。オーディションに出たのは、単に新しいコスチュームをお披露目したかっただけで、田村とは因縁浅からぬ選手。前大会(1・25蕨)で田村にフォール負けした石島が、雪辱のため都宮を悪魔同盟に引き込んだ。
全4試合、見どころたっぷりの2・15蕨。当日は蕨に集結すべし!(解説=最強プロレスサイトBATTLENET/ミカエル・コバタ)
●ガッツワールド「Truth#25」 2月15日(火)埼玉・蕨市イサミレッスル武闘館(開場:19時、試合開始:19時半)
▼メーンイベント タッグマッチ 30分1本勝負
ダイスケ&那須晃太郎 VS gosaku&神威
▼セミファイナル 『吉野達彦エースへの道〜第14戦』 20分1本勝負
矢野啓太 VS 吉野達彦
▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
梁和平 VS マスクド・ミステリー
▼第1試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
ジャニー田村&ヤッくん&ヨシちゃん VS ガッツ石島&CHANGO&都宮ちい withアミーゴ鈴木
<チケット情報>
全席自由席=2000円(当日券は500円UP)※プラス500円で席の指定も可能
http://guts-world.com/