新日プロが誇る名レスラーユニット「レジェンド」として活躍する長州はこの日、リアルジャパンプロレス3・1後楽園ホール大会で初代タイガー戦が決定。試合形式は未定だが、会見では長州が「どんな形でも構いません。顔見せにはしない」と意気込めば、初代タイガーも「リキラリアートにどこまで耐えられるか。死んでもいいつもり」と悲壮な決意。
初代タイガーとのレジェンド対決に闘志を燃やす革命戦士だが、その一方で、リング外では苦境に立たされている。「2月いっぱいで閉める」とリキプロ道場の閉鎖を決断した。閉鎖の理由は明かさなかったが、トレーニングや自身の事務所としていた活動拠点を失うことになった。
これまで「道場ありきでやってきた」(長州)だけに、本拠地の閉鎖は痛手。初代タイガー戦に向けて今後は「新日本の道場で練習していく」というが「道場がなくなるとコンディションをどうつけていくか心配」と不安はぬぐえない。
これまで通り、新日プロを主戦場に自身のプロデュース興行「ロックアップ」は開催していく。道場経営に区切りをつけた57歳の革命戦士はリングでの闘いに、より一層の情熱を注ぐ。