同誌によると、09年のベルリン大会前、07年の大阪大会放送内容に不満を持っていた日本陸上競技連盟がTBSに「純粋なスポーツ中継をしてくれ」と番組全体の内容変更を申し入れたという。それに対し、織田は「内容を変えるなら降りる」と猛反発。なんとか、TBSが説得してオファーを受諾したため、ベルリン大会は大人しいトーンで乗り切ったものの、11年の韓国・テグ大会では途中までは大人しくしていたが、織田が応援し続けていた男子ハンマー投げの室伏広治が金メダルを獲得したため“大爆発”。そんな経緯もあり、またまた陸連から水面下で番組内容改善の要請があり、織田サイドが反発して出演交渉が難航しているというのだ。
「たしかに、07年の大会では大会初日から『(放送開始前から興奮しすぎて)も〜〜ぉ、今日見なかったらアホ! 言い過ぎた!』と言い放つなど異常なテンションだった。11年の大会では室伏が金を獲得すると、放送そっちのけで『ムロフシーーーー!』とフィールドに向かって絶叫。そうかと思ったら突如、『余韻に浸りたい』と沈黙するなど、長年ともにキャスターをつとめているフリーの中井美穂アナのフォローがなければ放送事故になっていたレベル」(テレビ関係者)
それでも、同誌によると、TBSは世界陸上で織田に2000〜3000万円のギャラを支払っているというだけに、織田なしでは大会中継が盛り上がらないことを重々承知の様子。
しかし、織田は大会期間中と重なる7月スタートのフジテレビ系連続ドラマ(タイトル未定)に妻に逃げられ、家も失うダメダメなシングルファーザー役として主演することが発表されているだけに、キャスターの仕事を受けるかどうかは微妙なところのようだ。