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橋本千春の勝馬ピックアップ!(6/5)安田記念 他3鞍

☆東京11R「安田記念」(芝1600メートル)
 実績はヴィクトリアマイルでGI5勝目を挙げた、アパパネが最右翼だが前走で完全燃焼しており、これ以上の上積みは見込めない。
 理想的な8番枠にも落とし穴がありそう。というのも、揉まれる競馬をした経験が少ないからだ。ちなみに、GI5勝時の枠順は、桜花賞の(9)番枠以外は(18)、(17)、(15)、(16)番とすべて外枠からスタート。馬込みに揉まれることなく、力を発揮できたことが大きな勝因とみる。
 前置きが長くなったが、アパパネの野望を粉砕するのは、究極の上がり馬ストロングリターン。
 破竹の2連勝で前哨戦の京王杯スプリングCを制し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。大器晩成の表現がぴったり当て余る。
 その京王杯SCはメンバー最速の差し脚を爆発させ、シルポート以下を一蹴して見せた。前走からあと1ハロンを11秒7で走れば、ヴィクトリアマイルと同タイム。
 あくまで机上の計算だが、決して不可能な数字ではない。普通に走ってくればチャンスは十分だ。
 台風の目は、遅れてきた大物リディル。
◎1ストロングリターン
○8アパパネ
▲10リディル
△3スマイルジャック、9ビューティーフラッシュ、13ダノンヨーヨー

☆東京10R「ホンコンJCT」(芝1800メートル)
 ヒシカツジェームスで今度こそ。
 追い込み馬に不利な前残りの流れをメンバー最速の差し脚でクビ差2着と肉薄した、前走の八ヶ岳特別は負けて強し。ここで、トップハンデ馬の実力を見せつける。
◎9ヒシカツジェームス
○7ショウナンアクロス
▲1ヒカルアカツキ
△6マイネルモデルノ、8レッドヴァンクール、12トーセンオーパス

☆新潟11R「上越ステークス」(ダ1800メートル)
 (2)、(3)着と毎回上位争いを演じている、サイモントルナーレをイチ押し。
 実力を疑う余地はないし、状態も高いレベルで安定している。手頃なこの頭数ならチャンス濃厚だ。
◎5サイモントルナーレ
○3エイシンダッシュ
▲6トーセンアドミラル
△2ゲバルトステイヤー、8キョウジ

☆阪神11R「垂水ステークス」(芝2000メートル)
 休み明け2戦目でガラリ一変、2着と好走したトモロポケットに期待。
 前走の2400メートルから、全4勝を挙げているベストの2000メートルに条件が好転したのはアドバンテージ。ハンデも据え置きの55キロなら、逃げ切りが決まると見た。
◎3トモロポケット
○9バアゼルリバー
▲5ロイヤルネックレス
△2アヴェンティーノ、7メイショウウズシオ、8ダノンスパシーバ

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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