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ノア 小橋建太の次戦に1・20後楽園ホール大会が浮上

 2日のプロレスリング・ノア日本武道館大会で完全復活を遂げた小橋建太が3日、横浜市内の横浜市立大付属病院で会見。主治医の中井川昇准教授とともに検査結果を発表した。結果は良好で中井川医師は条件付きながらも小橋がプロレスラーとしてリングに上がり続けることに太鼓判。これを受けた小橋は年明けの次期シリーズに参戦を表明。明言こそ避けたが、1・20後楽園ホール大会での復帰2戦目が浮上してきた。
 復活を遂げた小橋が本格参戦に動き出す。
 この日、横浜市内の病院を検査のため訪れた小橋は「検査結果は良好。今の状態を続けていく分には問題はないと(主治医に)お墨付きをいただきました」と明るい表情で報告した。担当医の中井川医師も「特に大きな影響はない。今のペースであれば問題はない」と思った以上に試合による腎機能への影響が少なかったことを明かした。
 とはいえ、もちろん条件付きではある。「トレーニングをよりハードなものにしていったり、試合を重ねることで疲労が蓄積して悪化する可能性はある」と中井川医師は警鐘を鳴らした。練習の内容、食事制限などは今後も細心の注意を配るように促していた。
 復帰戦を迎えるに当たり小橋は「これがゴールじゃない」と言い続けてきた。一夜明けてもやはり思いは変わらない。「復帰戦が決まった時点で12・2が目標ではなくなった。今後はさらなる飛躍を目指す」とあらためて力強く語ってみせた。

 気になるのは次戦を含めた今後。差し当たって練習内容、試合間隔も現状維持を要求されているだけに、現時点ではシリーズに帯同して連戦を重ねるというのは難しく、スポット参戦という形が濃厚のようだ。
 現段階で最も可能性が高いのは来年3月に予定されている日本武道館大会への参戦。しかし、小橋は「オレとしてはその前に、と考えているよ」と早期の再登場を予告。来年1月のノア次期シリーズの参戦を匂わせた。
 さらに小橋は「次は1月20日の後楽園ホール大会?そうかもしれないね。まだ昨日の今日だから分からないけどね」と明言こそ避けたが、1・20後楽園ホール大会を復帰2戦目の候補としてとらえている様子。
 復帰後、早くも次なる戦いに向けて走り始めた小橋との“再会”は思いのほか早く訪れそうだ。

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