各紙などによると、同日のハイライトシーンの裏番組が、日本テレビ系「24時間テレビ 愛は地球を救う」で161.55キロトライアスロンを行うANZEN漫才・みやぞんのゴールと重なる可能性が高いという。
そのため、玉山から「裏がみやぞんだからね」と指摘された鈴木は、「やばいな」と笑いつつ、「『西郷どん』の中でも大きなもののひとつ。気合を入れて作った。役者人生で忘れられない瞬間になった」と自信をみせたという。
さらに玉山は、「亮平くんは(大河ドラマで)1年走っているので、ある種、重みが違う。薩長同盟をどうしても見ていただきたい」と視聴者にアピールしたという。
「わざわざ試写会まで開催されただけに、NHKは26日の放送に力を入れている。とはいえ、『24時間テレビ』が裏番組ではどう考えても分が悪い。出演者たちもそのことをかなり意識しているのでは」(テレビ局関係者)
以前は視聴率が12〜15%程度で推移していた同ドラマだが、8月12日の放送ではそれまでで最低の10・3%を記録(視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。
翌週の19日はワースト2位の11・0%だっただけに、26日の放送はさらにダウンし、1ケタに落ち込む可能性も高そうだ。まさにがけっぷちに立たされている。
「1ケタを記録したのは、ここ最近の大河では井上真央が主演した15年の『花燃ゆ』ぐらい。そのため、大河後の井上はあまり女優としてステップアップした印象がなかった。俳優として勢いのあった鈴木だが、1ケタを記録すればかなりのダメージになりそう」(芸能記者)
視聴率2ケタを死守できるかが注目される。