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鈴木亮平、『西郷どん』の役作りでまた容姿が激変? ストイックすぎるプロ意識を保てるワケ

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鈴木亮平

 俳優の鈴木亮平主演のNHK大河ドラマ『西郷どん』の視聴率が、数ポイントの増減を繰り返しながらも低空飛行を続けている。1月7日の初回視聴率は15.4%と歴代ワースト2位を記録していたが、その後も伸び悩んでいるようだ。

 しかし一方で、鈴木の役作りに対しては称賛の声が上がっている。その証拠に、鈴木の公式ブログには毎回100件以上のコメントが寄せられている。内容は「今回も迫力ある演技でした。これからの物語がますます楽しみです」「セリフと表情が素晴らしかったです」「もう亮平さんは西郷さんそのものですね」といったもの。中には「顔と首回りがふっくらして西郷どん仕様ですね」「貫禄でてきましたね、さすがです」など、体形に触れたコメントも多く見受けられる。

 鈴木と言えば、演じる役柄に合わせてストイックな肉体改造に取り組むことで有名だ。2013年公開の映画『HK 変態仮面』では超筋肉質の変態仮面を演じるため、15キロ増量した上で脂肪を落とした。また、2015年に放送されたドラマ『天皇の料理番』(TBS系)では、病弱な役柄を演じるために20キロ減量し、別人のようなげっそりした表情を見せて話題に。

 さらに同年、映画『俺物語!!』では30キロの増量を行い、不可能だと思われていた漫画キャラクターを忠実に再現した。この時は、筋トレを行うかたわら、菓子パンを1日10個食べるなどして増量に励んだというが、あまりのストイックさに鈴木の体を心配する声が相次いだ。今回の『西郷どん』でも、かなり太った姿を披露しており、その体重は鈴木史上「一番重い」と公言していることから90キロを超えているという見方が強い。なぜ鈴木はブレイクした今もなお、これほどまでに高いプロ意識をキープし続けられるのか。

 「鈴木さんは、大学時代にプロの役者になるため、芸能事務所や制作会社に自ら履歴書を持って回ったものの、50社以上に断られた経験があります。その後、キャスティング会社も回って、ようやくモデル事務所を紹介してもらえたものの、2014年のNHK連続テレビ小説『花子とアン』でブレイクするまでには相当時間がかかっています。下積み時代が長かった分、ブレイクした今も初心を大切にしているのかもしれませんね」(芸能ライター)

 プロ意識ということで言えば、鈴木は「プロフェッショナルとは」というタイトルで、自身の思いをブログで明かしたことがある。『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合)で松本人志が特集された際、鈴木は刺激を受けたのだという。その投稿には「私も感動しました。プロフェッショナルに近づけるように頑張ります」「さすがプロ中のプロ。見習うべきことが多いです」と共感するコメントが殺到。ネット上でも同番組については「仕事のモチベーションが上がる」「自分の仕事への姿勢を見直すきっかけになる」などの声が上がっている。

 誰しも、少なからずプロフェッショナルというものに憧れを持っているのかもしれない。ただ、そのモチベーションを維持するのは簡単なことではないだろう。そんな時は、丸々と太った鈴木の西郷どん姿を思い出し、原点に立ち返ってみるのも悪くなさそうだ。

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