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ダンカン、民放キー局を“ハシゴ”して正統性を主張

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ビートたけし

 ビートたけしの事務所独立騒動問題に関して、4月1日付のブログで声明文を発表したダンカンが4日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)に出演。インタビューを受けた。

 番組はインタビューで、ダンカンやお笑いコンビ・浅草キッドの水道橋博士ら、たけし軍団の芸人が出した声明文や、「オフィス北野」の森昌行社長の金銭トラブルなどについてダンカンに質問を飛ばした。

 ダンカンは会社設立当時、信頼の厚かった森氏が社長に就任した経緯を説明。「裏切られた」と、森氏の行為が明るみになった今はショックを受けていることをうかがわせた。

 森社長との関係性について、ダンカンは「だんだんつかみどころがなくなってきた」と不信感をあらわに。「森さんの考えていることが分からなくなってきて。距離ができてしまったなあ」と無念そうな表情を浮かべた。

 その後ダンカンは「バイキング」(フジテレビ系)にも生出演。MCの坂上忍から「騒動の渦中にいるダンカンさんです」とユーモアを交えて紹介されると、ダンカンは「ここまで事が大きくなるとは思わなかった」とつぶやいた。

 ダンカンは森社長を、「会社の金で株を買って、自分の名義にしている」と批判。番組ではオフィス北野の2016年度の売上高が25億9,300万円、純利益が1億1700万円と紹介した。この額については、「稼ぎの8割以上はたけしさんです。俺ら軍団は情けないですね」と告白した。

 また、仲間の井手らっきょが別番組で若手社員が高給を受け取っていたことを明かしていたが、ダンカンは「井手の勘違い」だと明かした。「この件に関しては本当に申し訳ないですけど、オフィス北野に(逆に)謝罪させていただきます」と頭を下げていた。

 「森社長はまだ具体的に反論していない。ダンカンとしては、森社長が黙っているうちにメディアをフル活用して『自軍』の正統性を主張し、アピールする戦略では」(芸能記者)

 現状は“サンドバッグ状態”の森社長がいつ反撃に転じるかが注目される。

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