特別編では、第10話のラストで何者かによって殺害された菜奈(原田知世)の葬儀を終えた翔太(田中圭)が、菜奈のパソコンに、1年前に二人が出会った時からつづられていた日記アプリがあることを発見する。二人の幸せな時間を振り返っていた翔太だが、パソコンのデスクトップに「翔太くんへ」と書かれたファイルがあることに気づき――というストーリが描かれた。
「本編を通して、田中演じる翔太のキャラクターに『ぶりっ子が過ぎる』など不快感を指摘する声が出ていましたが、特別編では本編にも増し、ぶりっ子キャラや、ミステリー作品ですぐ犯人を口にしてしまったりなど不用意な行動が目立ち、『これは同い年じゃつき合いきれないから年上の女性に行ったとしか思えない』『無邪気な年下男子演出したいんだろうけど無神経すぎていろいろ無理』という声が殺到。奇しくも、菜奈が残した遺書を縦読みすると、『翔(太)きもい変』と読み取れる個所もあることから、『公式にもディスられてて笑った』『菜奈ちゃんも翔太のことキモいとおもってるのか』といった揶揄まで聞かれる事態になっています(ドラマライター)
しかし、一部ではこのぶりっ子キャラについて、「二重人格説への伏線としか思えない」「これだけ変なキャラクター性強調するってことはやっぱり犯人なのかな?」と、“翔太犯人説”への伏線という声も出ている。
「第10話では、翔太が看護師に声を掛けられるも眠り続けているというシーンが不自然に挟まれたり、事件を捜査している刑事(皆川猿時)が、『この人が悪い人に見えない』とやたらに強調していたりなどしており、翔太の知らないところで別人格が犯行を行っているという伏線が多数張り巡らされています。とはいえ、秋元康氏といえば、17年7月クールのドラマ『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)でも、“二重人格オチ”を使って『陳腐』と批判されていたこともあり、『さすがに視聴者舐めてない限り二重人格説はないと思う』『これで二重人格だったら秋元康軽蔑するわ』という声も出ています」(同)
また、公式サイトのキャスト紹介ページでは、黒島沙和演じている西野七瀬のコメント欄を縦読みすると、「黒このこだよ」と読めるということも話題になっている。果たして犯人は誰なのだろうか。第二章の展開も楽しみにしたい。