前走の函館記念は4着ですが、わずか0秒1差。いつものように後方からレースを進め、4角は大外を回って直線勝負。メンバー最速の上がり3F36秒1の末脚、あと一歩のところまで詰め寄りました。函館記念4連覇は夢とついえてしまいましたが、8歳馬にしてこの走りは立派です。
今年は3年連続で挑戦してきた函館記念→札幌記念というローテを変更し、新潟へ目標を変えてきました。それは速い時計が出る札幌がおそらく合わないのでは…という陣営の見解。なるほど、札幌は先週の札幌記念がレコード決着、16日の札幌日刊スポーツ杯でもビービーガルダンがレコードで優勝していました。
新潟は切れ味が求められるコースなのは確かだけど、来週で最終週を迎える馬場は、さすがに荒れてきた様子。スピードだけでは走り切れない、力もいる馬場になってきています。新潟は初ですが、外回りの長い直線はハリアーにとって、とても魅力的です。
引き続き調子はいいですし、今回の結果次第ではサマー2000シリーズ制覇も夢ではありません。奇遇にも昨年の勝ち馬は8枠18番。このレースこそ真の実力を発揮できる舞台なのかもしれませんよ。