学力試験が優秀ならば、面接で「必要以上の加点」をする必要もない。高須院長なりのリップサービスだったのだろう。実際、母校の昭和大学に問い合わせが相次ぎ、高須院長は同日「あれは裏口ではありませんでした。勝手口です」と訂正した。
高須院長の“口がすべった”発言はこればかりではない。過去にはどんなものがあったのだろうか。
「有名なところでは『ナチス礼賛発言』でしょう。南京大虐殺やアウシュビッツでの虐殺は捏造ではないか、ヒトラーは間違いを犯したかもしれないが、嘘つきではないと思う、などとヒトラーの人物像を礼賛しているととられました。ナチス関連本は御法度のドイツと比べて、日本ではヒトラーの『我が闘争』などが出版されている状況を示しながら、日本の言論の自由を評価するような書き込みをしました。全体としては配慮がない発言だと言えるでしょう」(芸能ライター)
なぜ高須院長はナチス礼賛を繰り返すのだろうか。それは院長の来歴も関係しているという。
「高須院長は、日本における美容整形の第一人者というべき存在です。もともと整形外科医ですが、まだ日本では未開拓の分野だった美容整形に着目しました。医学の先進国であったドイツへの留学経験もあります。そのため、強い科学信仰があり、優秀な科学者が集っていたナチスや、大戦期に日本にあった研究機関・731部隊などを肯定する発言につながっているのでしょう」(前出・同)
ある意味では強い信念も感じさせる。これ以外にも、災害に対する迅速な対応など、称賛される言動も多い高須院長。これからも注目されていくだろう。
記事内の引用について
高須克弥の公式Twitterより https://twitter.com/katsuyatakasu