きっかけは、1月に放送された「ペコジャニ∞!」(TBS系)。極度のスイーツ好きをカミングアウトし、そのギャップが話題になると、2月に再出演して料理教室に挑戦。
また、3月いっぱいで終了した「めちゃx2イケてるッ!」(フジテレビ系)のコントに遺体役で出演し、かつての洗脳騒動をイジられるひと幕も。
4月には超難関のクイズ番組「99人の壁」(フジテレビ系)で100万円をゲット。その後も、バラエティー番組に出演し、すっかりこれまでのイメージを覆している。
「数年前までなら、決してオファーを受けなかったような番組ばかりに出演しています。ましてや、洗脳騒動についてネタにするなど、昔では考えられなかったことです」(音楽業界関係者)
そんな中、今月22日深夜から放送がスタートするアニメ「進撃の巨人 Season3『狼煙(のろし)』」(NHK)の主題歌をX JAPANが担当することが発表されたが、なんとそのボーカルはToshlではなく、L'Arc〜en〜Cielのhyde。
新曲名は「Red Swan」で、グループ名は「X JAPAN feat.HYDE」。そのため、ファンの間からは、たちまちToshlの不在を悲しむ声や“ブーイング”が巻き起こってしまったのだ。
しかし、そうなってしまったやむを得ない事情を、発売中の「女性セブン」(小学館)が報じている。
同誌によると、そうなった原因はX JAPANの契約形態。
2007年の再結成後、メンバー個々がリーダーのYOSHIKIが統括する音楽出版社と契約する“契約方式”に変更。そんな中、Toshlは昨年、契約が切れた後、契約を更新していないという。
その理由は、ギャラの未払いなどがあったためと言われており、現在、X JAPANとして活動する際には、コンサートや曲ごとに契約する“都度契約”になっている模様。
そのため、新曲でToshlがボーカルを務めていないようだ。
「高畑充希がNTTドコモのCMで歌い『紅』が話題に。そのため、今年の紅白も出場は固いと言われていますが、Toshlがいないのでは話になりません」(芸能記者)
バンドの今後のためにも、そしてファンのためにも、YOSHIKIは改善策を考えた方が良さそうだ。