会場には満員の130人のファンが集まったというが、もともとアジア圏で人気があったという酒井だけに、日本のみならず、中国、香港、台湾からのファンも会場に駆けつけたという。そのため、酒井は「カイシンマ? 楽しんでる? って意味なんです」と中国語で呼びかけ、「マンモスうれピー。中国のファンに足向けて寝られないですよ」とのりピー語も飛び出したという。
また、同アルバムが発売した今月11日には、ファンと上海発・福岡行き2泊3日の豪華クルーズでライブを行い、「CD、爆買いして下さい」と言ったら大受けしたという。
「ミニアルバムを発売したものの、オリコンでは200位以内に入らず大苦戦。おそらく、中国などの中華圏で発売すれば、本当に“爆買い”するファンが多そうだ」(音楽関係者)
12月には全国6か所でディナーショーを開催するが、一部が報じたところによると、決して安くはないチケットを購入している多くの中国のファンもいるとか。今後、中国市場でビジネスをするチャンスは大いにありそうだが、国内でもようやく薬物事件のダメージが回復してきたというのだ。
「以前ならば、特にテレビはイベントの様子を取材しても、あくまでも“資料用”としてでオンエアしないことが多かった。ところが、今回のイベントに関しては複数のテレビ局の番組が取り上げ、酒井に対する個別取材のVTRも流している局があった。各局は他局がどう扱うかをうかがっていたが、『あっちがやったのなら、そろそろこっちも…』とテレビ番組への出演解禁に踏み切る局がありそうだ」(テレビ関係者)
事件から6年以上、決して犯した罪は“清算”できないが、ようやく酒井にも明るい道が開けてきたようだ。