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まだまだアジア圏で人気だった酒井法子

 歌手で女優の酒井法子が全国6か所で開催するディナーショーのチケットの売り上げが盛況で、その理由を発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。

 09年に日本中を震撼させた薬物事件で逮捕・起訴され、執行猶予付きの判決を受けた酒井。執行猶予が明けたタイミングで芸能活動を再開したが、表舞台からはすっかり遠ざかってしまった。

 「逮捕まで1週間にわたって“逃亡”。連日ニュースで報じられた揚げ句出頭して逮捕された際のイメージがあまりにも悪すぎ、いまだにテレビ各局は先にどこが使うのか、そして出演させたことによる視聴者の反応をうかがう構え。そのため、なかなかオファーに踏み切れない状態」(芸能記者)

 そんな中、細々と歌手活動は続け、今月11日には大ヒット曲「碧いうさぎ」のリニューアルバージョンを収録したミニアルバムを発売。それを引っさげ、石川、大阪、石垣島など全国6か所でディナーショーを開催。昨年2万8000円だった大阪会場のチケットを今年は3万5000円に値上げするなどなかなか強気だ。

 同誌によると、そうできる理由はチケット売り上げの盛況ぶりで、今年のディナーショーチケットは一部のホテルを除きほぼ完売。その理由は、酒井がアジアにも進出していた全盛期に少年だった中国や台湾のファンが大人になり、ディナーショーに合わせて来日。昨年の大阪会場では、中国や台湾のファンが前方の丸テーブルを独占。ディナーショーなのに席から立ち上り「のりピー」と大きな声で声援していたという。

 「中国からの観光客といえば“爆買い”。日本ではCDを出してもなかなか売れないが、中国などのアジア圏で出せば富裕層のファンが買い占めてくれることだろう。まだまだ巨大なアジア市場でのビジネスチャンスはある」(同)

 酒井はもっとイベント開催を増やした方が良さそうだ。

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