記事によると、2人は今年8月30日に試験を受け、今月9日に合格の知らせを受けた。受験者数3153人で合格者は125人という、合格率約4%のかなり狭き門を突破したという。
現役上智大生の阿部は、「気象予報士の資格があったら芸能界で武器になる」と思いおととし1月に受験を決意し、今回は5度目の挑戦で合格。
一方、現役明大生の岸本は「人と違う特技が欲しかった」と、高校2年だった一昨年から勉強をスタート。今回4度目の挑戦で合格したというのだ。
「名門・石原家の石原良純は、タレントとしての限界を感じて気象予報士を取得したところ、夕方のニュース番組のレギュラーに。以後、仕事のオファーが急増した。阿部と岸本はJrの中でも決して目立った方ではなかったが、リアルな“イケメン気象予報士”となっただけに、一気に仕事が増えることになりそうだ」(テレビ関係者)
古くは大学進学者がなかなかいなかったジャニーズ事務所の所属タレントだが、近年は高学歴化。嵐の櫻井翔やNEWSの小山慶一郎は民放のニュース番組のキャスターとして、NEWSの加藤シゲアキは小説家としても本格的に活動するなど、本業以外での活躍が目立つようになった。
「進行役のキャスター、コメンテーターとしての小説家、お天気コーナーを担当する気象予報士。すべての人材を抱えているだけに、ジャニーズが若者に分かりやすいニュース番組をつくることもできるようになった。実現すればお堅いニュース番組なんかよりもよほど視聴率を稼げそう」(同)
今度は所属タレントがどの分野に進出するかが注目される。