ここでは、その自由価格本(=非再販本)のうち面白そうなものをランダムに紹介してみよう。
亡くなった平岡正明氏の『アングラ機関説』、河出書房『骨は語る』、朝日新聞社『地球防衛家のヒトビト』、新人物往来社『日本将棋集成』、沖積舎『オフェリア殺し』…等々。これらは某新刊書店のラインナップのホンの一部だ。
棚にはまだまだ、いかにもありそうな明石書店の本から、講談社の昭和史に関するDVDブック、ケンブリッジ大学出版局の研究書まで、様々な本が並んでいた。
ネット情報によると、本は3か月売れないと出版社に返品、年間一億冊くらい廃棄されている、ということなので、新しい流通価格の古書(でも新品)がこのように新刊書店に並んでいたりすると、読書好きならずとも惹かれるものがある。
埋もれたる銘品を一冊いかが。