作り方は簡単でイカとアジをすり身にし、玉ねぎとニンジンを加え、砂糖、味噌、醤油等で味付け。パン粉と片栗粉で形を整えたら熱した油で揚げると完成だ。肉は使わない、いかにも漁師の町ならではの郷土料理である。そのまま食べてよし、マヨネーズを添えて酒のつまみでもよし、ご飯のおかずでももちろんOKだ。
今回、ご紹介したいのはイカメンチ料理の中でも変わり種である「いかめんちバーガー」だ。イカメンチをハンバーガーにしたこの料理は歩きながら食べられるという利点があり、地元の住民はもとより観光客にも人気がある。
いかめんちバーガーは「ぶーすけのパン」という小さいワゴンの移動販売店で味わうことが出来る。黄色いワゴン車にブタのキャラクターがペイントされていて見た目もかわいい店だ。いかめんちバーガー自体は他のお店でも売っているが通常はロールパン型で、ハンバーガーのバンズを使っているのは「ぶーすけのパン」オリジナルだという。
早速、一番人気の「てりやき味」をいただく。てりやきはしつこくなくマヨネーズの程良い酸味が効き魚介の味覚たっぷりなイカメンチによく合う。硬めのパンの香ばしい味も嬉しい。
味は「てりやき味」「ケチャップ味」「わさびマヨネーズ味」の3種類。各種400円。チーズ入りは+50円で各種450円。特に「わさびマヨネーズ味は」今年、夏からの新メニューで「ぶーすけのパン」自信の一品だという。
また「スペシャル」と称されるハンバーガーはイカメンチが10段にも重なっている超ボリュームメニュー。こちらは1200円(安い!)イカメンチに心奪われたファンは一度、チャレンジしてみるのもいいだろう。
なお、黄色いワゴン車でのいかめんちバーガー販売は「あたみマリンスパ」前にて8月31日まで。通常はモスグリーンの軽自動車で手作りパンを販売している。こちらも変わり種が多いので、見かけた際には要チェックである。
「ぶーすけのパン」 (営業日:金・土・日)
「イズハピ」内紹介ページ
http://izuhapi.net/detail/index_939.html
(昭和ロマン探求家・穂積昭雪(イカ怪獣ゲゾラが怖い24歳)山口敏太郎事務所)
【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou