昨今はもう一つの事情が大きく関わってるようだ。
『不況でお金が無いから、安く済ませられるフィリピンパブへ行く』以前からの傾向だが『日本のキャバクラはいちゃいちゃできないし、冷たい。だからフィリピンパブの女の子のほうがいい…』そんな深い理由もあるのだ。
彼女達の境遇と、苦しくても笑顔で優しい姿に、わかっていても男性はコロっといってしまう。体格も日本人に近いから親近感が湧くと話す者もいる。接待や社内の飲み会で安く済ませるために2次会、3次会で使うことも多くなってるようだ。
仕事で疲れた後の心を癒してもらいたい心理が窺える。フィリピンパブにハマり、抜け出せなくなる中高年は増えている。特に工場ばかりで繁華街があまり賑わってない場合、他の娯楽が少ないため ついつい会社の同僚、先輩と通ってしまって、わかっていても抜け出せなくなるという罠に落ち、高くついてしまうこともある。
ハマってしまった者は言う。『日本のキャバクラは怖い…フィリピン人のコは優しい』
フィリピンパブの中では、奥さんや娘の前では見せないような大胆で偉そうな態度で接客を受ける者も見受けられるそうだ。それも1つの甘えの表現である。
また夜がやってくれば日本全国のフィリピンパブで抜けられない男性達の一時の宴が始まる。
何事もほどほどに…。