ウェズリーは、脱税で有罪となり、12月9日から服役開始するため、午後12時までにペンシルバニア州にある監視刑務所、フェデラル・コレクショナル・インスティチューション・マッキーンに出頭を命じられた。
最高裁判所での審問を待つ間、保釈の延長を訴えたが、裁判官がそれを棄却し、この命令が下された。
ウェズリーは、元々1999年から2004年まで2400万ドル(約20億円)の所得があったにも拘らず、連邦税の納税申告を故意に無視していたとして、2008年4月に有罪判決を受けていた。 この時、ウェズリーは、『狡猾な隠匿と社会性を無視した反抗的態度を合わせもった脱税行為』として告発されていた。
アメリカ内国歳入庁は、ウェズリーに対し約1500万ドル(約12.7億円)の支払いの義務を申し渡している。
先月11月、刑期について再審請求をしたが、フロリダ州裁判官ウィリアム・テレル・ホッジズによって、棄却されている。
またウェズリーは2008年の裁判において、陪審員の何人かが自分に対して偏見を持っていたと申し立てをしていた。