同誌が掲載したのは、大手広告代理店が作成した「潜在視聴率」で、一人の女子アナがある番組に出演する場合、その一人の存在だけでどのくらい視聴率を稼ぐことができるかを独自に算出した数値。一般視聴者2000人への対面式アンケートなどから出され、男性、女性それぞれの視点から数値化している。各局男女平均上位3人を列挙すると、以下の通り。
日本テレビ (1)西尾由佳理2.25% (2)夏目三久2.0% (3)鈴江奈々1.95%
TBS (1)小林麻耶3.0% (2)出水麻衣1.4% (3)久保田智子1.35%
フジテレビ (1)高島彩6.1% (2)中野美奈子4.4% (3)平井理央2.9%
テレビ朝日 (1)武内絵美1.3% (2)前田有紀3.5%(男性のみ) (3)竹内由恵1.0%(男性のみ)
テレビ東京 (1)大橋未歩2.15% (2)松丸友紀1.4% (3)大江麻理子1.0%
ダントツ1位はフジテレビ高島彩アナ。潜在視聴率5%以上は、仲間由紀恵、宮崎あおいなどのトップ女優と同等かそれ以上の数字だとか。
2位は同じくフジの中野美奈子アナ。華やかさは高島アナ以上だがアナウンサーとしての資質では劣るようだ。もしアヤパンが先に結婚すれば、順位が入れ替わるかも。それにしても、上位2人を独占したフジテレビはさすがというべきか。
3位はTBSの小林麻耶アナ。スキャンダルもなくバラエティーの仕切りも安定感抜群。ただ、ブログでのブリッ子全開ぶりが嫌みとの声もある。
日テレでは西尾由佳理アナがトップ。“局の顔”的な存在だが、クライアントからの番組出演指名が意外に少ないそうだ。
テレ朝は平均2.0%を越える女子アナがいない。前記の表からは分からないが、前田有紀アナは男性視聴者からの支持が高いものの、女性視聴者からはランク外で数値なし。竹内由恵アナも同様。
テレ東のトップはやはり大橋未歩アナ。女性視聴者の数値でもトップだが、差は少ない。男性からの支持で、ほかの2人を引き離している。
ちなみに女性キャスターの男女平均上位3人は、(1)小林麻央3.2% (2)皆藤愛子2.25% (2)滝川クリステル2.25%。
「日本タレント名鑑」に掲載された女性タレント約4500人中、潜在視聴率1.0%以上は50人に満たないという。いかに女子アナが数字を持っているかがよく分かる調査結果だ。