『義母と娘のブルース』は元キャリアーウーマンの亜希子(綾瀬はるか)がシングルファザーの良一(竹野内豊)と結婚し、一人娘のみゆき(上白石、小学生時代は横溝菜帆が出演)と家族の絆を築くというストーリー。前半で良一がガンのため亡くなった後は「竹野内豊ロス」も叫ばれたものの、「ベーカリー麦田」を経営する麦田章(佐藤健)の演技が高い評価を得て中だるみを避け、最終回の視聴率はなんと19.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に。全話平均視聴率も13.8%で全話で2ケタ超えを果たした。2016年に同枠で放送された大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)に匹敵する勢いで視聴率を伸ばし、今クール最大のヒット作となった。
そんな中、18日の最終回放送直前に上白石は自身のインスタグラムを更新し、綾瀬とのツーショット写真を公開。クランクアップ時に撮られた写真のようで、ふたりは花束を手にしている。「義母と娘のブルース、無事クランクアップしました」とつづった。
さらに上白石はみゆきという役柄について「演じるのは容易くありませんでした」とし、「ひたすらにもがいて走っての2カ月弱だったけれど、その結果見えたものがある」と振り返った。また、「写真はクランクアップ時安心してホロっと泣いてしまった後」と説明。最後には「亜希子さん、あなたの娘でよかったです 最後までどうか、温かく見届けてください!」と記していた。
この投稿にフォロワーは、「今まで観た中で一番心温まるドラマでした。感動をありがとう!」「亜希子さんとみゆきのシーンで泣きました!血が繋がらなくても本当の親子になれるんですね」「前半もよかったけど、萌歌が出演した後半はまた雰囲気が変わりとてもよかったです」といった声が多く寄せられていた。
上白石が登場したのは、みゆきが大人になった第6話後半から。当初はみゆきの幼少期役として出演していた横溝菜帆と「雰囲気が合わないのでは?」と配役を疑問視する声も少なくなかったが、回を重ねるごとにその演技力が徐々に評価され続け、その演技力が後半パートの大絶賛を誘うこととなった。
早くも続編やスペシャル版を望む声が多く集まっている『義母と娘のブルース』。今年一番の話題作となったことは間違いないようだ。
記事内の引用について
上白石萌歌公式インスタグラムより https://www.instagram.com/moka____k/