男は容疑を認めており、勤務を終えて帰宅する途中だった。
逮捕容疑は、同日午後8時頃、同市緑区のJR橋本駅の改札口近くで、首都圏の私立高校1年の女子生徒(16)のスカート内を、バッグに忍ばせたスマートフォン(多機能携帯電話)で動画撮影した疑い。
同署によると、男はJR橋本駅構内で、友人と立ち話をしていた女子高生に近付き、ショルダーバッグのポケットに入れたスマートフォンで、スカート内を盗撮した。
駅構内を警戒していた警察官が、女子高生の後ろで、不審な動きをする男を発見し、その場で現行犯逮捕した。
同社社員の盗撮行為としては、12年1月に当時51歳だった男が、同県厚木市内の量販店で、30代女性のスカート内に小型カメラを差し向けたとして、県迷惑行為防止条例違反(卑わいな言動)で、県警厚木署に逮捕された例がある。
JR西日本では、今年10月、20代の運転士が乗務終了直後に、JR和歌山駅ホームにある男女共同トイレの個室で、隣の個室で用を足していた30代の男性会社員を、スマートフォンで盗撮しようとしたとして、県迷惑行為防止条例違反(卑わいな行為)で、和歌山東署に逮捕されている。
今回捕まった男は計画的なものではなく、ミニスカ女子高生のムチムチ太ももを見て興奮し、とっさにやったのかもしれないが、いくらなんでも、自身が務める鉄道会社の駅構内で犯行に及ぶとは、いかがなものか…。
(蔵元英二)