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【週刊テレビ時評】福山雅治主演「ガリレオ」 惜しくも平均視聴率20%超えならずも、今年の連ドラのトップに

 福山雅治主演「ガリレオ」(フジテレビ系列/月曜日午後9時〜)は、惜しくも平均視聴率で大台超えはならなかった。

 同ドラマ最終話30分拡大スペシャル(第11話=6月24日)は視聴率19.1%(数字は以下、すべて関東地区)と、やや伸び悩んだ。

 初回(4月15日)=22.6%と好スタートを切った同ドラマ。その後も、第2話(同22日)=20.5%、第3話(同29日)=21.1%、第4話(5月6日)=20.9%と4週連続で大台を突破。

 第5話(同13日)で17.9%と落としたが、第6話(同20日)は20.4%と大台に戻した。以降、18〜19%台が続き、最終話も大台に乗らなかった。全11話の平均視聴率は、19.9%と惜しくも20%超えはならなかった。

 しかし、今年放送された民放の連続ドラマのなかでは、「相棒season11」(水谷豊主演/テレビ朝日系列/水曜午後9時〜/12年10月〜13年3月)の平均17.3%(全19話)を抜いて、トップになった。

 07年10月期に放送された第1シリーズは、全10話の平均が21.9%で、それには及ばなかった。

 4月期のゴールデン、プライム帯の民放の連続ドラマで「ガリレオ」に続いたのが、篠原涼子主演「ラスト・シンデレラ」(フジテレビ系列/木曜日午後10時〜)で、平均15.2%(全11話)。以下、米倉涼子主演「35歳の高校生」(日本テレビ系列/土曜日午後9時〜)=平均13.2%(全11話)、櫻井翔主演「家族ゲーム」(フジテレビ系列/水曜日午後10時〜)=平均13.0%(全10話)、新垣結衣主演「空飛ぶ広報室」(TBS系列/日曜日午後9時〜)=平均12.6%が続いた。

 また、NHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)第26話(6月30日)は14.0%で、前週より1.1ポイントのアップだった。
(坂本太郎)

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