年内いっぱいでジャニーズ事務所を退所する渋谷すばるは、前日の14日にグループを脱退。
各紙によると、6人での船出となったこの日、これまでバンド演奏で渋谷とツインボーカルを務めてきた錦戸亮がセンターに立ち、1曲目を歌い終えると、4万5000人の観客に向けて、「大丈夫ですか?正直見慣れない景色でしょう。僕らもそう。でも、それは彼(渋谷)がいた証(あか)し。なかなか消えない違和感かもしれない」と渋谷の脱退を切り出した。
そのうえで、「この公演が終わる頃に、少しでも皆さんの体になじめるような関ジャニ∞でいられればいいなと思います」と呼びかけたという。
新体制で5大ドームツアーを成功させるため、4月末から通常の倍以上の時間をかけ、深夜でも6人でリハーサル。
ステージでは、積み重ねてきた日々の成果を発揮するように、代表曲「無責任ヒーロー」や「オモイダマ」など、渋谷のパートを全員で割り振る形で31曲を披露したのだとか。
6人になって初の新曲「ここに」(9月5日発売)を初披露し、公演のラストを飾ったというのだ。
15日にテレビ朝日系で放送されたレギュラー番組「関ジャム 完全燃SHOW」で、新曲はWANIMAが提供した楽曲であることが発表された。
「渋谷が脱退してしまった今、メンバーが積極的に楽曲を制作するのは不可能。そうなると、今後は、WANIMAのような大物へ楽曲を依頼するのがメインになるだろう。直近の課題は渋谷の“穴”をどう埋めるか」(レコード会社関係者)
関ジャニの課題は山積みなようだ。