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俳優・山田孝之の“副業”は成功といえるか? 意外と高いビジネスマンの副業経験率

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山田孝之

 今月27日からスタートする新ドラマ『dele(ディーリー)』(テレビ朝日系)で、俳優の山田孝之が菅田将暉とW主演を務める。同ドラマは、日本ドラマとしては初めて、スマホやパソコンなどの「デジタル遺品」をテーマにしている。山田は、ドラマの題材と菅田との共演に惹かれオファーを受けたことを、同ドラマ公式サイトで明かしている。

 山田と言えば、俳優業とは別に株式会社ミーアンドスターズの取締役CIO(Chief Innovation Officer)としての顔も持つ。主な事業は、スターに会えるライブ配信アプリ『me&stars』の開発・運営だ。山田のユニークな発想や芸能経験をもとにプレミアムな体験を提供するとしているが、その具体的な内容については「例えば、有名なサッカー選手とPK戦ができるとか、芸能人と一緒に食事ができるとか」と設立記念イベントで話していた。

 このニュースを受け、一部ネット上では「どうせ客寄せパンダじゃないの?」「名前だけ貸して、実際には仕事してないでしょ」「なんかちょっと胡散臭い」など否定的な意見も見られた。

 しかし、今年1月31日に第1弾の企画として「山田孝之に1日受付業務をしてもらえる」という権利が、ライブオークションで販売されると、なんと約2,700万円で落札された。これには「数百万くらいは予想してたけど、まさか数千万いくとは…」「それだけの価値があるってことか」「すごい金額!家が建てられる」と驚きの声が多く上がった。まずは、自身が前に出て引っ張っていく姿勢を見せたのだろう。

 これを落札した「ふんわりルームブラ」を販売するシーオーメディカルは、バスト測定の“受付”を山田に依頼。300人の女性のバストサイズを測るというイベントが開催され、話題となった。すでに第2弾の企画も終了し、現在次のプロジェクトに向けて準備が進められているようだ。

 そもそも“ビジネスに興味があったわけではない”という山田。何か面白いことができるのではないかという思いから、事業に参加すると決めた。経営やビジネスに関しては全く分からないとしながらも、俳優業と並行しながら勉強する姿勢を見せ、会社の経営陣を驚かせているという。そもそもこうしたビジネスチャンスをつかんだ山田には、周りとは違う“何か魅力”があったということなのか。

 「もともと山田さんは、俳優の中でもいろんな役に積極的にチャレンジするタイプです。またプライベートでは、飲み屋でたまたま出会った一般人と仲良くなり、そのまま交友関係を続けるほど間口が広いことでも有名ですね。実際『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)では、3年前に居酒屋で出会ったという会社員の一般男性と一緒に出演して話題になりました。芸能界であれ、プライベートであれ、枠にとらわれず、面白いと思ったことをやってみる姿勢が高く評価されているのでしょう」(芸能ライター)

 自ら行動していろいろな人と出会い、知見や人脈を広げる山田の姿勢は、仕事をする者として見習うべき要素がありそうだ。それが仕事に大きなヒントをもたらすこともあれば、副業や転職につながることもあるだろう。

 現在、国内の副業経験者は54%と高く、スキルや経験を生かして将来的に独立や企業を考えている人は一定数いるようだ(平成30年、株式会社ウィンスリー調べ)。まずは趣味仲間を増やし、そこから副業を試みるというのも悪くなさそうだ。

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